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【このひとなんの仕事?】絵画を飾り 暮らしを演出

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絵画を飾り 暮らしを演出

その仕事は ホームステージャー

 家を買ったり借りたりするとき、からっぽの空間のままより、家具やものが置いてあるほうが「ここでどんなふうに暮らすのかな?」と想像しやすいです。ホームステージャーは、家具や小物を使って、部屋の中に「暮らしのイメージ」を作る仕事です。見た人が「ここに住んでみたい」と思えるように、その家のいいところを分かりやすく伝えています。

家具や小物を使って 住まいの空間を魅力的に

 中古・新築の家やマンション、空き物件など「これから誰かに選んでもらう住まい」の空間を作る仕事です。
 不動産会社から依頼を受け、家具や小物を使って空間を整えます。
 まずは、物件の広さや間取り、どんな人に住んでほしいかといった不動産会社の情報をもとにインテリアの提案書作りをします。例えば「共働きの夫婦」が住む部屋なら、リビング・ダイニングは、食事だけでなく在宅ワークやちょっとした作業にも使えるようにテーブルのサイズや配置を考えます。
 見学した人に「この部屋でどんな一日を過ごすか」が自然に思い浮かぶよう、使う家具や小物の配置を決めます。
 プランが決まったら、実際に部屋に運び入れて配置します。部屋に入ったとき、「どこに視線が集まるか」「どの位置に家具を置くと部屋がもっとも広く見えるか」といった点を踏まえて、配置を微調整することも。
 ソファやベッドなどの大きな家具を運ぶときは、エレベーターやドア、廊下の曲がり角の幅を測り、きちんと通れるかをあらかじめ確かめます。まわりを傷つけないように動きを考える、とても気をつかう場面です。

家や部屋のよさを伝える

 中古物件の場合は、床や戸、窓などに使用感があることも。そんなときは古さを隠すのではなく、その部屋ならではのよさをどう生かすかを考えます。年月を経た家に合う家具を選んだり、絵や植物を使って視線を集めたい場所を作ったりすることで、部屋の印象を前向きに変えていきます。
 ホームステージャーの仕事は、家や部屋の魅力を分かりやすく伝えること。ホームステージングによって、見学したときの印象がよくなり、その後の話がスムーズに進みやすくなります。
 完成した空間を見て、「印象が全然ちがう」「住むイメージがわきやすい」といった声をもらえることは、大きなやりがいのひとつです。

どうしたらホーム ステージャーになれるの? インテリアや住まい、不動産についての知識を学ぶ

 毎日の暮らしの中で「家具をここに置いたら使いやすそう」などと考えたり、学校で学ぶ図工や美術で、ものの配置や見せ方を考えたりする経験が役に立ちます。将来は、インテリアや住まい、不動産についての知識を学び、ホームステージャーの認定講座を受講して試験に合格することで、仕事として活躍する道もあります。