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2026/07/12 教科

【1からわかる!年内入試】 どう対策?

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どう対策?

何を学び、どんな仕事をしたいか 将来のビジョン描こう

 年内入試の特徴や、関心の高まりがわかってきました。では具体的に、どのように取り組んでいけばよいでしょうか。総合型選抜に特化したオンライン塾や、推薦入試のデータベースを手がけるリザプロ社長のそんたつひろさんにきました。

学部や学科 まず大学を知る

 自身も早稲田大学にAO入試(いまの総合型選抜)で合格し、これまで多くの総合型選抜の志願者を指導してきた孫辰洋そんたつひろさん。「どの大学で何を学び、将来どのような仕事、取り組みをしたいかを描くことが大切です。なにがなんでも総合型選抜ありき、ではなく一般選抜も含めて入り口を広くとらえることが大事」

 アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ方針)や求められる資質は、同じ大学でも学部・学科によって違います。「一言で総合型選抜と言っても、例えば医学部の選抜に向いている人もいれば、経済学部の選抜に向いている人もいます。ミスマッチが起きないように、自分のことと同時に、大学についてもよく知ってほしい」

 中学~高校1、2年の間はまず、大学のウェブサイトを開いて、どのような学部・学科があり、何が学べるのかを探るところから始めることを勧めます。「オープンキャンパスに、なんとなく行くのではなく、ある程度、希望する学部などの目星をつけてから行くとよいでしょう」とアドバイスします。

さらに理解深める

 高校3年になると、これから出願も意識する時期になります。「例えば学びたい大学・学部の教授が出した本や論文を読んだり、オープンキャンパスで大学生の先輩に研究内容や入試の対策を聞いたりといった具合に、より具体的に大学生活をイメージして取り組んでみましょう」

 リザプロが手がける、推薦入試のデータベース「未来図」では大学の入試情報のほか、個人情報を伏せた過去の合格者の志望理由書も掲載されています。大学はどういった高校生を求めているかなどを考える時の参考になりそうです。

親子でしっかりすり合わせ

 年内入試について親がたくさん情報を集める一方で、子どもの関心はまだ深くなく、親子での認識の差が大きいケースも増えていると言います。

 「例えば、年内に早く結果を出してほしい親と、一般入試で最後までがんばりたい子ども……など、親子でのすれ違いが多く見られます。親子の溝を深めないためにも、日ごろから大学や将来について話し合ったり、情報を交換したりすることが大事になってくる」

 また新聞やテレビなどを通して、日常的に時事問題に触れておくことも大切と孫さんは強調します。「最近の入試の傾向として『大学の卒業後、どういった社会課題を解決したいのか』などと問われることが増えています。ニュースに関して自分の意見いけんをまとめたり、家族や友だちと話したりすることは自然と面接の対策にもつながってきます」