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2026/07/12 教科

【1からわかる!年内入試】 なぜ人気?

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なぜ人気?

自分の興味と強み×幅広い選択肢

 関心が高まる年内入試。年内入試だけをテーマにした進学イベントも開催され、たくさんの高校生や保護者が集まりました。幅広く関心を集める理由を探りました。

入学者の過半数 親子で強い関心

 文部科学省によると、2025年度の総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせた年内入試による大学入学者は全体の53・6%と過半数を占めています。国立大学は20・4%、公立大学は32・9%ですが、私立大学は61・6%に達しています。
 株式会社マイナビが運営する進学情報サイト「マイナビ進学」は、高校生と保護者を対象に、多様化する入試制度への理解を深め、志望校を選ぶ手助けをするイベント「年内入試スタートライブ」を5月から全国各地で開きました。
 5月に開かれた東京会場でも、大学ごとの相談コーナーや、親子で進路の悩みを相談できるコーナーが設けられました。特に関心が高かったのは、年内入試の基礎を解説する講座や、志望理由書や小論文の書き方を学べる講座で、どの回も立ち見が出るほど盛況でした。
 マイナビの進学未来デザイン事業部の事業部長・小西紀子さんは「高校生本人だけでなく、保護者の関心の高さも感じることができた。さまざまな入試制度を知ることで、大学で学びたいことや、自分自身の強みを親子で考える姿が多く見られた」と話しています。

高校での実績を総合的に評価

 なぜ、年内入試が注目されているのでしょうか。「入試制度や学部・学科の多様化が進みました。学力以外にも幅広い入試方法から自分に合う進路選択ができ、学習への意欲などが多面的に評価されるようになったことが大きい」と小西さんは分析します。
 志望理由書や面接の準備を通して、自分の強みや将来の目標を明確にすることで、大学で学びたい内容がはっきりして、ミスマッチが起こりにくいというメリットもあります。一般選抜よりも早く、進路を確定できるのも魅力です。
 来場した高校生からも「1回の試験だけでは測れない、高校での実績を総合的に見てもらえるから期待できる」「大学でなにを具体的に学び、将来、どのような道に進むかを考えるきっかけになる」といった声が聞かれました。保護者も「子どもと具体的に大学進学について話す機会になった」と言います。

まずは自己分析を

 関心が高まる年内入試ですが、「年を越さずに早くに結果が出るから」「周りが年内入試を利用するから」という理由だけで、すぐに飛びつくのではなく、進路をきちんと考える必要があります。
 例えば総合型選抜では「自分の強みや興味をしっかりと伝えられる」「学力以外のアピールポイントがある」「面接や文章で自分の考えを伝えることができる」といった人が向いているようです。
 「自分の強みはどこにあるのか、大学でどのようなことが学びたいのかなど、自分を分析することが大切です。学校の先生や親の意見、進学のポータルサイトなども参考にしながら、さまざまな情報に触れてみてください」