天声こども語 2026年7月1日
天声こども語 2026年7月1日
きょうから7月です。ということは、今年も半分が過ぎたことになります。時がたつのは早いなあと感じます▼それを表したことわざがいくつかあります。まず、「光陰矢の如し」です。光陰とは時間のことで、飛んでいく矢のように早いという意味です。「歳月人を待たず」もあります。時間は人の都合など関係なく早く過ぎていくという意味です▼みなさんに特に覚えておいてほしいことわざがあります。「少年老い易く学成り難し」です。中国の古い詩にある有名な一節です▼少年とは若い人のことで、男女を問いません。若い人もすぐに年をとるので、学問をきわめるのはとてもむずかしいということを表しています。つまり、若いうちに時間を無駄にしないで、しっかり勉強しておきましょうということです。わたしは最近、若いころにもっと勉強しておけばよかったと思う時があり、このことわざが頭に浮かびます。
今日の筆者 一色清 1956年生まれ。元朝日新聞経済部記者。元アエラ編集長。元テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーター。高校野球とアイスホッケーと囲碁と旅行と料理が好き。